初代善五郎から数え約五百年、
代々の当主がそれぞれの今を作り
繋いできた。
私も代々の仕事にとらわれることなく、
自ら考え、自らの手で
今のものづくりを目指す。
また一方で善五郎家九代までの生業であった
土風炉制作を復活させることが、
永樂家の未来に繋ぐ「希望」と考え、
私の代での土風炉の再興に取り組む。
茶道の精神である
「自然への畏怖の念」と
「相手を敬う心」を
物作りの軸とし様々な可能性を探っていきたい。
初代善五郎から数え約五百年、代々の当主がそれぞれの今を作り繋いできた。
私も代々の仕事にとらわれることなく、自ら考え、自らの手で今のものづくりを目指す。
また一方で善五郎家九代までの生業であった土風炉制作を復活させることが、永樂家の未来に繋ぐ「希望」と考え、私の代での土風炉の再興に取り組む。
茶道の精神である「自然への畏怖の念」と「相手を敬う心」を物作りの軸とし様々な可能性を
探っていき
たい。


一つは、新たに作った標釉で見せる
白く淡いトーンの作品。
その白は、時には雪に、時には霞や霜など、
モチーフにより様々なイメージを想起させ、
扱う方の想像を自由にひきだす作品です。
そして一つは小さく華やかな道具。
童子香合に代表されるような、
掌におさまるような寸法で華やかな装飾がある作品。
手の中にあって、
より深く愛着をもって体験できる作品。
そして一つは小さく華やかな道具。童子香合に代表されるような、掌におさまるような寸法で華やかな装飾がある作品。
手の中にあって、より深く愛着をもって体験できる作品。
最後の一つは土風炉の再興。
再興するにあたり10年前からテストを繰り返し少しずつ技法が紐解けてきました。
その技法を使った土風炉以外の新たな道具、あるいは
現代の暮らしの中に溶け込み、また今を生きる人々にとって
刺激になる作品を生み出します。
最後の一つは土風炉の再興。
再興するにあたり10年前からテストを繰り返し少しずつ技法が紐解けてきました。
その技法を使った土風炉以外の新たな道具、あるいは現代の暮らしの中に溶け込み、また今を生きる人々にとって刺激になる作品を生み出します。
撫でるように描くのではなく大地に
「しるす」ような強い意志を持った絵を
描くための釉薬(ベース)。
時には雪に、あるいは霞に
または霜になるような様々な表情を表すために、
淡く繊細な色調や質感を求めた。
「標」という字には道標の意味もあり、
今後スタンダードになって欲しい願いも込めた。
撫でるように描くのでは
なく大地に「しるす」ような
強い意志を持った絵を描くため
の釉薬(ベース)。
時には雪に、あるいは霞に または霜になるような様々な表情を表すために、淡く繊細な色調や質感を求めた。
「標」という字には道標の意味もあり、今後スタンダードになって欲しい願いも込めた。
ざっくりした土に薄茶から鶯色の釉薬を掛け
白や呉須の青で象徴的な文様を施した作品。
標釉の作品群よりも不確かさを求めた。
ざっくりした土に薄茶から鶯色の釉薬を掛け白や呉須の青で象徴的な文様を施した作品。
標釉の作品群よりも不確かさを求めた。
仁清にもある菱文であるが、
新たに再構築したデザインにより
一目で十八代 善五郎の作品であることを
認識されるよう目指した。
仁清にもある菱文であるが、新たに再構築したデザインにより一目で十八代 善五郎の作品であることを認識されるよう目指した。
2025
京都高島屋S.C. 襲名記念 十八代永樂善五郎展
2023
日本橋三越本店 襲名記念 十八代永樂善五郎展
2021
十八代 永樂善五郎襲名
2002
東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程
日本画専攻満期修了
父 永樂而全のもと家業手伝い
1999
東京藝術大学美術研究科修士課程日本画専攻終了
修了制作東京藝術大学買い上げ
1997
東京藝術大学日本画専攻卒業
1972
京都生まれ
2025
京都高島屋S.C. 襲名記念 十八代永樂善五郎展
2023
日本橋三越本店 襲名記念 十八代永樂善五郎展
2021
十八代 永樂善五郎襲名
2002
東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程
日本画専攻満期修了
父 永樂而全のもと家業手伝い
1999
東京藝術大学美術研究科修士課程日本画専攻終了
修了制作東京藝術大学買い上げ
1997
東京藝術大学日本画専攻卒業
1972
京都生まれ